ホームページに訪れたユーザーは、そのサイトが自分にとって有益かどうかを わずか2~3秒で判断すると言われています。
そのため、ユーザーが最初に目にするトップページのメインビジュアルで、必要な情報を瞬時に伝えることが重要です。
メインビジュアルの設計次第で、ユーザーの離脱率は大きく変わってきます。
今回は、ホームページの印象を大きく左右するといっても過言ではないメインビジュアルの種類と効果についてご紹介します。
これらを理解することで、自社の商品やサービスの魅力をより的確に伝えられるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
メインビジュアルの種類
ホームページの「顔」ともいえるメインビジュアルには、さまざまな手法があります。
ここでは、定番から最新のトレンドまで、押さえておきたい10の表現方法をご紹介します。
シンプル

トップページに大きな画像を配置し、余計な情報を省いた手法です。
キャッチコピーを強調できるため、「何を提供しているサイトか」が瞬時に伝わります。ブランドイメージをストレートに訴求したい場合に効果的です。
スライドショー

一定時間ごとに画像を切り替える手法です。
限られたスペースで複数のメッセージを伝えられるため、ECサイトを中心に幅広く活用されています。スライドの速度や動きで印象が変わるため、伝えたい雰囲気に合わせて調整できます。
対比

左右で異なる要素を並べるスプリットスクリーンのレイアウトです。
商品の比較や異なるサービスを同時に訴求する場合に有効で、コントラストを強調することで両方の魅力を際立たせることができます。
Vertical(縦)

文字を縦組みで配置する手法です。
スマホでの視認性が高く、和のイメージやアクセント効果を演出できます。和食、旅館、伝統産業関連のサイトなどに向いています。
フレーミング

画像の輪郭部分に動きをつける手法です。
曲線を用いることで「優しさ」「親しみやすさ」を表現でき、リラクゼーションや介護施設などに適しています。写真を商品シルエットでフレーミングする手法も印象的です。
イラスト

写真の代わりにイラストを使い、独自の世界観を表現する手法です。
説明的な内容を直感的に伝えられ、あたたかみや親しみを演出できます。ターゲットや目的に合わせてタッチを選ぶのがポイントです。
グリッド

画面を格子状に分割し、写真を整然と配置する手法です。
秩序や安定感を感じさせ、レスポンシブデザインとの相性も良好です。配色や図形を工夫することで、より印象的なビジュアルになります。
アシンメトリー

左右非対称のレイアウトで、視線を特定の要素に集める手法です。
自由度が高く、ダイナミックで個性的な印象を与えられます。ただし、バランスを誤ると雑多に見えるため注意が必要です。
トリミング・切り抜き

写真の一部をクローズアップして強調する手法です。
不要な部分を削ることで主役を引き立てられます。フォーカスの仕方によって印象が変わるため、構図の工夫と高品質な写真が求められます。
動画・アニメーション

映像や動きを取り入れる手法です。
大きなインパクトを与えられる一方で、過剰な演出は逆効果になる可能性もあります。ユーザー体験を高める形で導入することが大切です。
まとめ
今回は、ホームページの第一印象を決定づけるメインビジュアルの種類と効果をご紹介しました。
自社ならではのビジュアル表現を見つけることで、ユーザーの心を一瞬でつかみ、より強い魅力を伝えることができます。
Herマーケティング
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