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Column コラム

働きウーマン必見!ライフスタイルに合う「時短家電」はどれ?

仕事と育児を抱えながらの家事は、正直しんどいもの。

「やることだらけで、終わりが見えない…」

「少しでも手間を減らして、家事時間を短縮したい!」

そう感じている方は多いはず。

ここでは、忙しい毎日をバックアップしてくれる“時短家電”をチェックしていきます。

「時短家電」は忙しい家庭の強い味方

ここ数年、共働き世帯は増加傾向が続いています。

内閣府『令和2年度版男女共同参画白書』によれば、2019年の共働きは1,245万世帯、専業主婦世帯は582万世帯。共働きが専業の2倍超という状況です。

 

家事に割ける時間が減るなかで注目されるのが「時短家電」。

ボタンひとつで掃除や洗濯などのルーティンをこなしてくれる家電で、最近はAIやWi-Fi連携を備えた高機能モデルも続々。

帰宅が遅くなりがちな人はもちろん、家事・育児に追われる子育て世帯やワーママの心強い相棒です。

共働き&子育て世帯で支持!時短家電【3選】

高度成長期の「三種の神器(テレビ・冷蔵庫・洗濯機)」になぞらえ、
令和の共働き・子育て世帯においては、「ロボット掃除機」「食器洗い乾燥機」「洗濯乾燥機」が、時短をサポートする「新・三種の神器」と言われています。
それぞれの特徴や利点・注意点を整理します。

掃除の負担を劇的に軽く!「ロボット掃除機」

掃除の負担を劇的に軽く!「ロボット掃除機」

室内を自動走行し、カメラや各種センサーで間取り・ゴミ・障害物を把握しながら効率清掃。

小さな段差を乗り越え、階段を検知して回避するなど“賢い動き”が持ち味。

Wi-Fi接続でアプリ操作や、スマートスピーカー連携による音声操作に対応する機種も増えています(中には関西弁で話すモデルまで!)。

吸引タイプに加え、吸引+床拭きが一体化したタイプや、大掃除などに便利なAI搭載型の窓拭き専用タイプなどど用途別に多彩です。

 

【メリット】
・掃除のプレッシャーから解放される
・常に部屋を清潔に保つことができる
・外出中に掃除が完了
・排気が少ないので、ホコリが部屋に舞いづらい

 

【デメリット】
・床に物が置いてあったり、大きな段差があったりする場所は掃除ができない
・ほかの掃除機と併用する必要がある
・置き場所をとる
・ペットを飼っている場合は、共存できるかどうかもポイントに

後片付けの時短に直結!「食器洗い乾燥機」

後片付けの時短に直結!「食器洗い乾燥機」

お皿を軽くすすいでセットすることで、自動で洗浄からすすぎ、乾燥まで行ってくれる食器洗い乾燥機。
内閣府の「消費動向調査」によると、2021年3月時点での食器洗い乾燥機の普及率は34.4%に上るという。
まだ一般的とは言い難いが、ここ十数年は右肩上がりで推移しており、新築マンションや建売住宅などでは最初からビルトイン食洗器が取り付けられていることも少なくない。
また、注文住宅の場合には、食器をたっぷり入れられるよう海外製の大型食洗器がビルトインされたオーダーキッチンを選択する人も。

 

もし今の住宅に食洗器がついていなくても、条件さえ揃えば施工業者に依頼して後付けで設置することも可能だ。
より手軽に導入したい人には工事不要の卓上式の据え置きタイプもあり、近年ではシンク横の調理スペースに収まるコンパクトタイプも登場してきている。

軽くすすいでセットするだけで、洗浄~すすぎ~乾燥まで自動。

内閣府『消費動向調査』では2021年3月時点で普及率34.4%

新築ではビルトインが標準の物件も増え、注文住宅では海外製の大型食洗器がビルトインされたオーダーキッチンを選ぶケースも。

後付け工事で導入できる場合や、工事不要の卓上型シンク横に収まるコンパクト型も登場しています。

 

【メリット】
・しっかりとした洗浄力で油汚れもキレイに落ちる
・高温で洗浄・乾燥するので衛生的
・手洗いに比べて節水できる
・冬場の水仕事による手荒れ対策にも◎

 

【デメリット】
・汚れがひどいお皿などは、食洗器に入れる前に「予洗い」が必要
・食器をセットする手間がかかる
・食洗器自体のお手入れ・メンテナンスが必要
・(卓上式の場合)調理スペースが狭くなる

干す手間ゼロ!「洗濯乾燥機」

干す手間ゼロ!「洗濯乾燥機」

洗濯機と乾燥機が一体化。1台で洗い~乾燥まで完結します。

特に人気はドラム式。設置スペースは要しますが乾燥性能が高く、ふんわり仕上がると評判。

自動投入機能なら計量の手間が省け、AI搭載モデルは布質・汚れ量を検知して洗剤量や運転を自動最適化

スマホアプリからの遠隔操作や、天気に合わせた洗濯方法を提案してくれるモデルもあります。

 

【メリット】
・洗濯物を干したり取り込んだりする手間がなくなる
・天気に左右されることなく洗濯することができる
・洗濯物に花粉や排気ガスが付着するのを防ぐことができる
・外干しをしないことでプライバシーの保護にもつながる

 

【デメリット】
・一般的な洗濯機に比べ、価格が高い
・オシャレ着など、乾燥機にかけられない衣類がある
・衣類が多いとなかなか乾かない
・電気代がかかる

新たに「四種の神器」として加わる? 今注目の時短家電です

コロナ禍で「家ごはん」が増加。農林水産省「食育に関する意識調査」(令和2年度)では、
・自宅で食事をとる回数が増えた:35.5%
・自宅で料理を作る回数が増えた:26.5%

家庭の調理負担が上がる中、食材を入れてスイッチ一つで仕上がる自動調理鍋が脚光を浴びました。

具材を入れて待つだけ!「自動調理鍋」

具材を入れて待つだけ!「自動調理鍋」

自動調理鍋とは、材料や調味料を入れてスイッチを押すだけで、自動的に料理を作ってくれる家電のことです。

通常であれば時間や手間がかかる煮込み料理なども、簡単かつ手軽に作ることができます。

モデルによっては、圧力、低温、無水、蒸し、煮込み、炊飯など、多彩な調理が可能なのも自動調理鍋の大きな特徴です。

中には、複数のおかずを同時に調理できるものや、メニューを提案してくれる機能を備えたものもあります。

予約機能付きの機種であれば、朝スイッチを入れておくだけで、仕事から帰宅したときに出来立ての料理が完成している…といった使い方もできます。

また、材料の下ごしらえも省きたい場合には、専用のミールキット宅配サービスを利用するのもおすすめです。

自動調理鍋というと「高額」というイメージがあるかもしれませんが、巣ごもり需要を背景に参入するメーカーが相次ぎ、最近では手の届きやすい価格帯の商品も増えてきています。

 

【メリット】
・材料さえ投入すれば、放っておくだけで料理が完成する
・失敗のリスクが少なく、おいしくできあがる
・火を使わないので安全
・油ハネしないので掃除も簡単

 

【デメリット】
・大きさがあるので置き場所を確保する必要がある
・野菜を切るなどの下ごしらえは基本的に自分で行わなければならない
・煮込み料理がメインになるため、焼き物・揚げ物が好きな家庭では使用頻度が減る
・容量選びを間違えると、必要な分量が作れないことも

こんなの欲しい!ママたちの「妄想」時短家電

ここで、子育て中のママたちから寄せられた「こんな時短家電があったらいいな!」という声をいくつかご紹介します。

 

・新しい作り置きのカタチ!誰でも自宅で手軽にできる「自家製フリーズドライ作成マシン
・アツアツのミルクや離乳食を一瞬で赤ちゃんの舌に適した温度にしてくれる「ベビーフード適温化レンジ
・自動で家中の網戸をキレイにしてくれる「網戸専用お掃除ロボット
・衣類の洗濯から収納まですべておまかせできる「全自動衣類洗濯・乾燥・たたみ機
・部屋の隅から隅まで常に一定の温度に保ってくれる「室内の温度差ゼロエアコン
・お風呂の天井から壁、床、浴槽のエプロン内(!)までピカピカにしてくれる「お風呂専用お掃除ロボット

 

中でも多く聞かれたのが、「洗濯機の機能は向上しているのに、『洗い終わった洗濯物をたたんでしまう』といった手間を軽減する家電がない」という声です。

以前、AIや画像認識などの機能を備えた「全自動洗濯たたみ機」が電撃的にデビューし、大きな話題となりましたが、残念ながら実用化には至りませんでした。

 

海外で発表されているモデルもありますが、普及までにはまだ時間がかかりそうです。

「衣類たたみ機」の需要は非常に高いものの、これだけテクノロジーが進化した現代においても、実現が難しい分野であると言えるでしょう。

こんなの欲しい!ママたちの「妄想」時短家電

自分のライフスタイルに合った家電を選びましょう

忙しいママをサポートし、家族の暮らしをラクにしてくれる時短家電。

どんな家事を減らすことで生活が豊かになるかは、それぞれの家庭によって異なります。

 

たとえば、在宅ワークが多い人にとっては、動作音が大きく集中力の妨げになるお掃除ロボットよりも、空いた時間にサッと掃除ができるスティック型のコードレス掃除機の方が使い勝手が良い場合もあります。

 

また、一日に何度も洗濯をする家庭や、とにかく時短を重視したい人には、洗濯乾燥機だけでなく「洗濯機」+「ガス式乾燥機」という組み合わせも選択肢のひとつです。

 

さらに、料理をすることがストレス発散になっている人にとっては、ボタンひとつで仕上がる自動調理器は必ずしもフィットしないかもしれません。

 

「この家電を導入したら、わが家の暮らしはどう変わるだろう?」

「帰宅してから寝るまでが慌ただしいから、そこをサポートしてくれる家電はないだろうか?」

といった視点で想像を膨らませ、自分のライフスタイルになじみそうなものから取り入れてみるとよいでしょう。

また、購入前に一度レンタルで試してみるのもおすすめです。

 

時短」は「時産」につながります。

時間にゆとりが生まれることで、心にも余裕が生まれます。

家電を賢く活用することで増えるのは「自由な時間」と、そして家族が一番うれしい「ママの笑顔」かもしれません。

 

 

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